納涼不思議な話し「深夜2時のチャイム」

◆お話しの前に

お話しの前に、ひとつお詫びがございます。オプションNO2のメンタルデトックスのコースを掲載しておきながら、現在、ストップしております。理由は、最後のツメが甘く、本来の目的である治療効果が薄かったので、作り直しているところなのです。モニターの方の協力で、1ミリずつ蝸牛の進歩で、最近、やっと核心を掴めたところです。最終目的は、受者の方にとって必要なビジョンやお知らせのようなものを提供できないかと、雲をつかむようなことを、大真面目に取り組んでいるのです。人は、理屈では動かないからです。感情で動くのです。特に、ビジョンなど、指導的なものを体験すると、信じられないくらい素直になるのです。もちろん、良い方向に。ビジョンというのは、夢ではなく、既知・未知問わず、御本人にとって必要な映像・音声を得るということです。別に、催眠術や怪しげなものではなく、ヨガや、心は内臓にあるといった考えを持つ、科学者方の理論をベースにしています。クリスタルは、少し使いますが、機械や言葉でのリードなどは一切ありません。ハンドのみです。今少し、お時間下さい！協力してくれるモニターの方は複数おられますが、最後のツメは同じ方でないと集中できないので、現在、Ｎさんという男性の方に限定して、お力を借りています。協力は、早1年半以上になります。受者と被術者で立場は違えど、さっきの刺激はこうだった、ああだったと議論しあう様は、まるで戦友です。元々、当院に来られている方々は、意識レベルが高いですが、ただ感謝感謝です。

◆深夜2時のチャイム

さて、そんなＮさんから面白い話しを聞きました。モニター施術の時に、ビジョンを見るようになってきたわけですが、日常生活の中でも変化があるようです。必要と思える人との出会いがあったり、シンクロニシティが続いているようです。

今回のモニター施術の時、以前行ったことのある旅館の映像をハッキリ見たと言われるのです。理由はわかりませんが、夢とは違います。何でも、座敷童で有名な、東北の旅館だそうです。以前、宿泊する時は、座敷童のことは知らずに適当に決めた旅館でした。その時は童を見ることはできませんでしたが、夜中に大きな音がして、目が覚めたそうです。

実は、今回のモニター施術の1週間前、深夜2時にNさん宅の玄関のチャイムが鳴ったのです。一軒家なので、門の入り口と、玄関ドアにチャイムが設置してあります。鳴ったのは、門の入り口ではなく、玄関ドアに設置してあるチャイムでした。

子供のいたずらなら、たまにあるのですが、深夜2時に、しかも直接玄関のチャイムというのは、不思議です。度胸のあるＮさんは、バッと玄関のドアを開けました！ところが、誰もいない・・。いないのに、チャイムは鳴り続けています。虫が、止まった程度では鳴るはずのないチャイムで、接触が悪いわけでもない。ボタンを一回押したらピタッと止まりました。不思議だなぁと思いながらNさんは寝室に戻りました。

何と、次の日も同時刻に同じことが起きたのです。前日と同じパターンに首を傾げるNさん。更に、次の日。今度は、正体を見極めてやろうと、深夜2時に玄関を、開けたまま、上がりかまちで待機しました。結果、誰が訪れるわけでもなく、チャイムも鳴るわけでもなく、平常の夜が戻りました。

つながりは、ここからです。今回、モニター施術の後、お茶を飲みながらNさんは、思い立ったように、先の座敷童の旅館を話し出したのです。「呼ばれているような気がするので、秋になったら、久しぶりに旅館に行ってみます」更に続けてNさんは、「童が喜ぶようなオモチャを持って、分け御霊のようにして、そのまま自宅に来てもらおうと考えてます」と、ユニークな発想を述べられまして。すかさず、私は「ついでに、伝掌堂用にもひとつお願いしますよ！」と言うと、「もちろん、先生の分もお分けしますよ！」と応えてくれました。面白い！楽しみです。

座敷童の旅館のことは、ある有名俳優の再現ドラマで見たことがあります。泊まった部屋で座敷童に遭遇してから、歌が大ヒットしたという内容でした。最も、座敷童が出る旅館は全国に複数あるようです。一番肝心なのは、もし座敷童が来ても、棚からぼた餅式に、食っちゃ寝してグータラこいていれば、いずれ離れていってしまうでしょう。人の縁であれ座敷童であれ、所詮自分に、合った波動で繋がるわけです。だから、いようがいまいが、日常行う努力に何も変わりは無いのですが、まぁ、たまにはご褒美を頂けても良いのではとないかと思ってます。

Nさん宅の深夜2時のチャイムは、童から「おじちゃんの家に行くから、迎えに来て！」というお知らせだったのでしょうか？