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2017-11-28

1920年代のパリに因んだお話し ~前編~

当院の受者である、京都の舞台俳優、本多 力さん所属の劇が、下北沢の本多劇場で公開されたので、観に行きました。

東京では、下北沢が10月中旬、横浜では11月中旬での公演でした。
お疲れ様でした!

劇団は、ヨーロッパ企画という名前で、岸田戯曲賞を受賞したそうです。そうですって言いましても、良く出来ました程度の賞ではなく、まぁ、演劇界の芥川賞と言っても良いのではないでしょうか?!

劇の練習も画期的で、普通は最初に台本を作り、そこから読み込みを始め、動作を入れていくというのが通常パターン。そうではなく、大筋決めたパターンを、各役者が思いついた台詞を元に作り上げていくのだそ〜です!

もちろん、全部を採用するわけでなくはなく、カットしたり、ヤスリをかけていくのですが・・。ヨーロッパ企画さんは、有名なお笑い芸人さん達とコラボ組んで、DVDの作品にも出ておられました。ジャケットに、本多さんもはっきり、映ってました。

独特のヘアースタイルで、気さくな本多さん。

各方面に活躍されていますが、NHKの大河ドラマ「真田丸」にも門番の役で出演されていました。可愛そうに叱責され、殺されてしまう役でしたが!

さて、私も久しぶりに訪れた下北沢駅でした!以前の記憶では、あんなに外人(主に白人)が闊歩してなかったと思うのですが?

今、駅周辺が大改築をしており、完成したら、随分雰囲気が変わることでしよう。

本多さん、及びヨーロッパ企画の劇は始めてなので、どこがツボが見極めるため、しょっぱなは、真剣な面持ちで観ている私でした。

本多さんに、直接チケットを頼んだら、最前列の席を確保して頂き、迫力がありました。私、長年本多劇場に足を運びましたが、一番前で観れたのは、初めてでした!

舞台は1920年代、パリの古いアパートでのお話し。
売れずに、世を儚んで入水自殺した、老齢の画家の部屋兼、アトリエのゴミ(絵画)を、家主に命じられて、本多さん演じる若手の画家三人が、渋々捨てる作業からスタートしました。ところが、自殺した画家は、とんでもない仕掛けを残していったのです!起承転結の起承までは普通のペースが、「転」から、物凄い変幻を見せるのです!さぁ、結末は!

小道具の絵画も、本当に模写した絵であったり、数・質共に驚きました!髭の特徴のあるダリが出てきたり、見たことの無い、不思議な劇で、面白かったです!

来年の新作も楽しみにしています!

DVDも販売してきるようなので、買おうと思ってます。

あなたも、如何ですか?

しばし、桃源郷の気分になれますよ!

前編は終了。

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