2016-04-30
不思議な人形の谷
GW、皆さんは、近所の散歩ですか?ご旅行ですか?
イプセンの戯曲で、人形の家という名称は良く耳にしますが、人形の谷って、聞いたことありますか?
宮崎監督のアニメ作品みたいな名称ですが、作りものではなく、実際にあるのです。
どこに?
日本の四国、徳島県三好市の山里にある、名頃(なごろ)集落です。子供や若者は都会に行き、残った高齢者もわずか37人。
消滅可能都市にも位置づけられているものの、ナゼか外人観光客が訪れる?
少ない村人にシャッターを切るが、動かない。それもそのはず、人口37人に対し、350体を超える人形を撮っていたのですから。
これら人形を作ったのは、大阪に40年在住していたけれど、中学2年まで住んでいた、生まれ故郷に14年前に戻った綾野月美さん。最初は、かかしのつもりだったけど、人形作りが趣味の綾野さんが作ると作品になってしまいました。ドイツ人留学生が製作したドキュメンタリー「THE VALLEY OF DOLLS」が動画サイトにアップされると一カ月で20万回再生され、話題になりました。
不思議でもあり、ユーモラスでもあり、どこか哀しさを感じませんか?
でも、夜はちょっと不気味ですね。
寝ている横に、ふと目を覚ましたら人形が寝ていた!なんて言ったら怖いですね。・・スミマセン、怪談になってしまいましたm(_ _)m。
人形の谷
もし、GWお時間もてあましていたら、動かぬ村人に逢いに行ってみたらいかが?
※写真は、The Huffington Postより引用。
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