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2016-10-10

「キリンビール高知支店の奇跡」を読んで その1

キリンビール

キリンビール

タイトルの本が、ベストセラーになっていると小耳に挟み、速攻アマゾンで注文しました。

業種もビールと整体、大手と個人という違いが有るはずなのに、仕事の核というものは変わらないんだなぁと、あらためて思いました。

著者であり、元キリンビール株式会社代表取締役副社長田村潤氏の、当時の苦悩の息遣いが、1ページ目を開いた時点でヒシヒシと伝わってきました。

反面、どうにかなるさ!という楽天的でポジティブな情感も伝わってきて、面白かったです。

田村氏は、仕事がどう有るべきか、全て高知で学んだ!と力説します。

著書の構成は、こうです。

長年ビール界ナンバー1を保っていたキリンビールが、アサヒビールのスーパードライに押され、2位に転落するのは必至という頃。特に売上の悪かった、四国の高知支店に赴任、2年後奇跡の逆転劇を見せ、全国の模範となった痛快物語り。中でも、四国のど真ん中に敵アサヒビールの工場ができていたにも拘らず、の逆転は特筆されよう。

私は、一個人事業主ですが、あたりまえのことを、あたりまえにやれば、あたりまえの結果出る!と信じております。出ていないのは、過程に間違い、勘違い、勉強不足、怠慢が主な原因だと思います。

ところが一時、整体・治療の世界では、怪しげなコンサルタントを筆頭に、ネットワークを中心にした、SEO、ppc広告などの裏技を駆使し、儲けるには営業が全て!技術なんかいらない!と豪語し、顧客も収入も増やしておりました。DVD販売やセミナーなども活発に行い、藁をもすがる治療家達の生き血を吸って、肥えておりました。

しかし、時は常に流れ、ズルができた全盛は4~5年くらいで、かつ、中身のないDVDは、見向きもされなくなりました。

それはともかく、まともに取り組む治療家、個人事業主は一体どうすれば生き抜けるのか?課題が残りました。

答えは、王道を歩むしかないのです。

形は違えど「キリンビール高知支店の奇跡」の物語りは、私の思いをオーバーラップしてスタートします。

続く

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