ドナルド・キーン氏と日本人ジョーク
この間、コロンビア大学名誉教授であり、日本文化研究の第一人者でもある、日本に帰化したキーン氏が亡くなられました。 96 歳、天命ですね。でも、不思議です。彼はロシア系ユダヤ人でアメリカ人です。最後に死ぬのは、生まれ育った故郷で死にたいというのが、人の情だと思うからです。長い間、親交のある日本で暮らしたけれど、死期がせまったので、アメリカに帰ることにした・・。が、本来ではないでしょうか?また、そこまで日本好きなら、何故最初から日本に帰化とまでは言わなくても、日本に在住していなかったのか?彼は、3.11の災害・事件で痛く日本に同情し、そばにいてあげたい、という気持ちから、高齢にも拘らず日本に帰化したというニュースを、当時見た記憶があります。冷たい言い方をすると、別に彼一人が来たところで、あれほどの大かがりな被害・災害がどうなるものでもありません。気持ちは有難いですが。
どうも彼の心底がわかりません。人生も終わりに近づき、大事な総決算の時期に、彼は何を思っていたのでしょう?まるで、あの災害・事故はアメリカが仕組んだことであり、傷つけられた、愛する日本を少しでも愛でてあげたい!・・とでも言いたいように思えます。
生前、彼が日本人とはどんな人種か?という質問に明確に答えていました。それは・・「極端から、極端に走りすぎる!」性質だというのです。
亀井静香議員の言葉で補填すると、「日本人は、明治時代までは、進んだ西洋文明を取り入れ、追いつき追い越せの時勢にありながら、素直な気持ちを持っていた」しかしと続けます。
「しかし、日清・日露戦争で勝った事により、無敗の神国であり、一等民族であるという自信を超え、傲慢になってしまった!」
つまり、努力はするなれど、他の国を見下すようになってしまったと言うのです。まぁ、一面正解でしようが、日本人は外人さんに比べて反省し過ぎです。自虐が強すぎます。渋谷のスクランブル交差点で、「何でぶつからないのぉ?」と不思議がり、かつ、お前がどけよ!というガチガチの個人主義の図々しい外人さんと足して2で割ると丁度良いですね。
では、傲慢が消えた現在の日本人はどんな人種になっているのでしょうか?
日本人ジョークという本があります。少し古い本なので、ジョークに出てくる政治家も古いので、勝手に現代風に変えました!これを終わりに掲載したいと思います。どうぞ、ご一覧くださいませ!
【タイトル ・怒らない日本人】
トランプと、金正恩と、プーチンが集まって、どうやったら日本人を怒らすことができるか相談しておりました。中々良い案が出てきません。業を煮やした金正恩が「そうだ、テポドンに核爆弾を付けて日本に落とそう!」と喚きました。すると、トランプが手を振り「ダメダメ、既にそれやったもの。2回落としても怒らないもの」三人共頷き合いましたとさ。
世界から舐められたままで、良いのでしょうか?
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