2018-11-09
モネのマネ ~後編~
前回は、横浜美術館の本物のモネと、リスペクトした複数の画家による展示があったことを掲載しました。
リスペクトというわけではありませんが、岐阜県板取にある根道神社近くに、通称「モネの池」と呼ばれている貯水池があります。湧水で出来上がった池に、睡蓮とコイを放ったところ、当初「名も無き池」だったのに、モネの睡蓮の絵に雰囲気が似ていることから、誰ともなく、先の名前で呼ばれ始めました。SNSで紹介されるや、爆発的に人気が出て、大変な観光客の訪れだそうです。秋は、紅葉が味わい深さを加えているとか。
それにしても、YouTubeでかなりの人がアップしているのですが、中には、時季が悪かったのか、思ったほど綺麗ではなかったなんてコメントもありました。あのですねぇ、水族館じやないんですよ!溜池とはいえ、湧水で意図せずできたものに、ちょっとしたオシャレ心で睡蓮とコイを加えて人気がでたものなんです。便利過ぎる時代で、何でも自分が足を運んだからには、客!楽しませろ!なんて概念でいるのがおかしいんです!
自然は、コンビニやDVDじやないんです!
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