2016-12-20
4万軒のニワカ整体院誕生 中編
ころが、かつて接骨院業界は、
「整体が無免許なのをご存知ですか?」
と、全国キャンペーンをやったことがありました。商売仇だったんでしゃうね。一括りにしないでほしいですね。免許がないのに、国家資格を名乗れば無免許となりますが、元々整体は民間資格です。その範疇であれば違法ではありません。私のように、民間・国家の両資格を持った人も大勢います。
それどころか、当時私が在籍した三件の接骨院は、民間資格、すなわち無免許者はいましたし、鍼灸の免許を持っていても、マッサージの資格を持っていない、又はその逆もありました。若いスタッフ多いですよね〜。だって、ほとんど学生なんですから。例え、接骨の学校(正式には、柔道整復師)に通っていても、免許を取るまでは無免許者、と言うのではないのでしょうか?図々しい限りですわ!社員であんな多勢雇えませんよ。
まっ、今はどうか知りませんが!?元々町の柔道の先生が、副業として細々やっていたもので、ほねつぎ と呼ばれていました。接骨も整骨も全く中身は同じです。頭の良い方達がいて、午前はコミュニケーションを求めるお年寄りを集め、午後は、スポーツ障害・交通事故の示談としての通院場所として広めました。まるで、整形外科の一端であるかのような雰囲気を出して。(実際、西洋医学部と何ら関係ありません)○○館グループなんて、大手がいくつかありましたし、今もあるのでしょう。ほねつぎをオートメーション化、ビジネス化して儲けたのです。別にそのことに文句はありません。多少の水増し請求を咎める気もありません。(受けていた人知らないでしょう。一箇所の不調で行ったのに、レセプトには、三分請求なんてザラでした。あっ、今はどうか知りませんが)
続く
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