開票立会人 前編
この間選挙が終わったと思ったら、今度は都知事選がありますね。
ところで、開票立会人って知ってますか?経験ありますか?
私は、あります。
2年くらい前の参院選でしたか、ある市民団体の呼びかけで、開票立会人を募集していました。字のごとく、投票した用紙を全部チェックする役目です。市民団体は、政治の不穏の元は、選挙から始まっている!というスローガンを掲げていました。つまり、不正選挙が濃厚だというのです。いつ行われているか?開票の時だ!と団体は声高です。
私も、一日本人としてたまには世の中の役に立てば、という気持ちと、希少な体験ができるという好奇心から申し込みました。所定の書類を区の選挙管理委員会に送り申請すると、抽選だというのでダメ元で結果を待ちました。運良く、OKが出て当日投票締め切りの、午後8:00から作業スタートだと通知が来ました。
私が向かったのは、世田谷区の砧(きぬた)公園内にある、総合体育館でした。
日曜日はもちろん仕事ですが、立会人のため、午後6:00で予約をストップし、出立の準備に入りました。
タクシーで会場に向かうと、最初控え室に立会人は集められました。全部で15~16人くらいだったと思います。長机の決められた席に座らされ、選挙管理委員長並びに、古株の方から作業要領の説明があります。後、質疑応答が終わると、開始までしばしの休憩です。終了は、早くて深夜1時か2時だそうです。
生まれて初めての体験で、一回だけの話しでぶっつけ本番とは?!買って出たとは言え、正直何で夜中にこんなところにいるのかな?と困惑する思いでした。
区からアルバイト代?が出るそうで、2万円並びに帰りは無料タクシーが手配されているとか?!
私は、金目当てでもないし、2万円くらい店開けていれば入る金額だわな、と少し仏頂面をしていました。ところが、後で聞いたところ、川崎市では5千円だけでタクシーの手配も無かったそうです。
やはり、世田谷区は金持ちなのかなぁと思いました。
体育館内は、関係者以外立ち入り禁止でしたが、見学は自由で、高台にはマスコミのカメラマンや、TVカメラも設置されていました。更に正しい選挙をやっているか、確認しに来ているビデオや双眼鏡を持った人々で交錯し、異様な雰囲気でした。
8時になりました!
いざ、私含めた立会人は、場内に入ります!(写真は、イメージです)