「週末、死にたくなるあなたへ」 著者　蝶々

別に私が死にたいですか？って言ってるわけではないんです！

死神じゃないですから、そんな失礼なこと言いません。

たまたまもらった本ですが、チラ見してたら、際どいタイトルと違って、中々面白い！蝶々さんという、エッセイストの著作で、10月20日に刊行されたばかりです。

当院の男女比は、6:4です。女性6割の男性4割ですね。時期によっても変動しますから、あくまでもおおよそですが。

現代は、封建的な時代と違うと言われながら、やはり日本女性は受動的な面が強いと思います。先日、羽生選手がカナダでまた優勝を遂げました！凄いですね。
以前の動画を見ていると、フィナーレで選手一同手をつなぐシーンがあります。女子スケーターはみんな羽生選手に憧れているから、隣りに行きたいのですが、ライバルが多すぎる！ところが、ロシアの女子スケーターさんは凄い！強引に割り込んで、羽生選手の右手左手を掴みに行って離さない！外人さんは、男だけでなく、女子も積極的だなぁと思わせるシーンでした。でも、外人の男性曰く、ズケズケ物を言い、ガンガン責めてくる行動に飽き飽きしている方も多いと聞きます。だから、芸妓・舞妓さんの、控え目に目立つ！男を立てる！という所業が、より神秘的かつ、キュートに見えるようです。スゥェーデン人の描いた漫画によると、日本人女性のイメージは、先の延長線上にあるとか？！

だから、後の先というか、殿方の関心を引く、ひとつのテクニックではあるのですが、ネガティブな感情が入ると良くないですね。より、ドツボにハマるように見えます。当院は6割女性と申し上げましたが、自己の力をスムーズに出せない方に、共通の特徴があります。自己否定ならまだしも、自己虐待している方が少なくないのです。それでも、自分と闘い頑張っている姿を見ると、何とかお力になってさしあげたいと思うのです。

自己否定、自己虐待している女性の共通点は、まず綺麗で可愛いい系の方が多いのです。なのに、何で自信が持てないのかな？と質問すると本気で自分なんか大したことないですという言葉が返ってきます。

本当に男からしたら疑問が湧きます。どれだけ自分が魅力が無いかという点を天才的に羅列するのです。長所や良いところもいっぱいあるのに、ただ、短所だけをクローズアップする癖がるある・・。私なりに、推理したのですが、真面目で、ちょっと頑固な女性に多いように思えます。人の言葉を真に受けてしまうのです。親兄弟姉妹に始まり、特に、意地の悪い同性のキツい言い方がインプットされてしまっている・・。実は、女の敵は、女なのです。コスメとか、旅行、料理店や上司の話しでは被害はありません。しかし、内面的なことや、深い話しになると罠を仕掛ける傾向があるのです。何故か？答えは、簡単、自分より解放されて幸せになるのが面白くないからです。8割までは本当のことを言っても、残り2割でズレたアドバイスを刷り込む。当然、ズレたアドバイスではスムーズにいきません。ここが、女の可愛いところでもあり、醜いところでもあるので、さほど、罪は無いと思います。同性の習性を理解していれば、罠にハマることはないのですから。かなり年齢が上とか、よほど実力差がある人なら、善意のお言葉を頂けるでしょうが、力・立場が拮抗していたら、要注意です！もちろん、全てとは言いませんが・・。

蝶々さんの著書の中には、寂しさからホストにハマり、資金繰りに身体を売る仕事に従事し、悩んでいる相談話しが随所にあります。捨てられた時、初めてホストが金しか考えていなかったと気づく・・。その時は、ボロボロの状態になっている。人は、人のことは人ごとなのです。まさか、自分が！とほとんどの人が妙な自信を持っています。ひとの起こした交通事故を見て、当事者が錯乱している姿が自分にも起こりうるとは思わない。だから、実際見に降りかかるとどう対応して良いかわからない！
では、どうしたら良いか？

まず、質の良い情報ですよ！同性の性質を踏まえるのもひとつ。

残念ながら、親友のあいだでも、笑顔の下に嫉妬や失敗を望んでいる隠れた素顔を知るのは悲しいことですね。特別なことではないのです。人間には、相手、友人のことを親身に思うホワイトな心と、妬みのグレーの心の二つがあるのです。これは、大人として、自覚しなければ、クリアしなければいけない通過点ですね。
巷では、いい加減な自己啓発本やCD・DVDが出回っています。私は整体師として、ボディワークを通して、真にお力になれるよう頑張る所存です。

蝶々さんの本も役に立つでしよう！一読をオススメします！