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2022-02-27

殴り殺された、元舞台女優

被害者は、元舞台女優
1年3ヶ月前、渋谷区幡ヶ谷のバス停ベンチに座っていた路上生活者の大林三佐子さんが殴り殺されました。広島出身の彼女は、地元の劇団員だったのです。私も、初めて知りました。亡くなった時の所持金は8円。いろんないきさつで、路上生活まで追いやられたのでしょうが、なんとも悲惨な話しです。ネットでは、40年前の彼女の舞台での音声が聴けます。甲高く、透き通った声の持ち主が、40年後、このような終わりを遂げるとは・・。
写真、2枚とも中央が元気だったときの被害者です。
舞台での台詞が書いてありました。
「まぁ、お嬢様。どうなさいましたの。とんだ事件に巻き込まれましたのねぇ。おかわいそうに・・」
皮肉にも、彼女自身の身の上になってしまうとは、誰が予測できたでしょう。


犯人は、偏屈殺人鬼
吉田和人46歳。近所の酒屋店員。「目障りだった」」「死ぬとは思わなかった」と石の入った袋で殴っての台詞。地元の人とのトラブルもあり、理由は
「私にとって、バルコニーからの景色が全てであり、邪魔なアンテナをどかしてほしい」「光が漏れない遮光カーテンをつけてほしい」など、10回以上、やりとりがあったようです。

偏屈な奴は罪だ!
ビジターで、スポーツクラブに行ったとき、ガラガラのサウナで、自分が座る位置が決まっているらしく、ハゲ頭のオヤジが目の前に座った時がありました。
図書館でも、新聞をバサバサ音を立てながら、いつも同じ場所に位置する奴もいました。
勝手に自分の世界を作り、人にも迷惑をかけるのが結構います。●偏屈者は、犯罪者と同じ。排除すべし!

今回の殺人鬼の吉田和人(写真)は、動機が目障りだと言ってますが、お前が一番目障りだ!
少しズレますが、電車内で、ヘッドホンからの音漏れがうるさいという方がいますが、本当にうるさいでしょうか?単調な中で、かすかな音が漏れ聞こえる方が、私は安らぎますが。大声で携帯電話で話す婆さんとか、詩吟を唄い出す爺さんとか、ラジオをデカくかけている年寄りの方が、よっぽど迷惑ですが、そう思いませんか?
音漏れ程度で、何が目障りなのか?それは、ひとりで悦に入っている姿が気に入らないという、本当に狭量な心底です。大音量なら、話しは別。いいじゃないですか、微かな音漏れくらい!
コロナで経営が大変だという飲食店に、10時すぎてまで営業するなと、電話をかけてくる、偏狭な正義感のアホも根っこは同じです。
己らこそが、邪魔で迷惑な存在だと認識させなくてはいけません。他にも、自称正義ヅラして迷惑をかけている輩は、ゴロゴロいます。

上演終了後の花束
舞台の終了後、俳優さんに、ファンの方などが、舞台袖から花束を渡すシーンが、良くあります。
殺害現場には、数多くの花束が添えられましたが、まさか、こんな形での 花束とは・・。
被害者の方も、意志の強い方だったようです。反面、頑固で誰にも頼らずが裏目に出てしまったようです。

舞台のスポットライトと、バス停の薄暗いライトとの差が、人生の儚さを感じさせられます。

暗転

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