トナラーも気持ち悪いけど、○○はもっと!
◆あるタレントさんの嘆き
あるタレントさんが、デパートの買い物が多くなるのを見越して、平日空いている専用駐車場に、車を停めた時のお話し。がさばるのがわかっていたタレントさんは、トランクや、後部座席などが開きやすいように、誰も停めていない端っこに、わざわざ停めたんだそうです。賢明ですよね。ところが、買い物を済ませ、カートいっぱいの買い物を、自分の車まで運んだら・・、なんと、場内ガラガラなのに、隣りに乗用車がピッタリ停まっていたそうな。せっかく、ドアやトランクが開けやすいように気を配ったのに、粘着する奴がいる!もちろん、車の主がタレントとは知らない!このような現象を起こす者を、俗語では「トナラー」と呼ばれています。親しくも無いのに、ピッタリ隣りに来るからでしょう。気色悪いですね!なぜこのような行動をするのか?いくつかの説が想像されています。
*几帳面な性格なので、忠実に整列を考えてしまう。
*厳しい家庭環境で教育されたので、無意識に順番を遵守してしまう。等々・・。
◆トナラーの本性
違いますね!几帳面ではなく、自主性が無いのです。自分の判断に自信が無い。責任を取れない。付和雷同で、災害があった時、隣り近所に合わせて必要以上に買い出しをする輩も同じです。己から考える、行動するという習慣が無い。優柔不断だけならまだしも、先のタレントさんの例のように、充分、迷惑をかけている存在なのです。
◆マイナーな趣味の男性達
まぁ、私とは全く趣味の違う男性が、エスカレーターや、空いている電車内で、密着されたケースはあります。これらはトナラーではなく、○モというジャンルの方だと思われます。人の好みにケチをつける気はございません。ただ、私はお応えできませんので、同じ志の方と、幸せになられれば良いことですね。
◆駐車でのトナラー
それより、昔、路上に車を停め、用を済ませて戻ったら、後ろにピッタリくっついて停車している乗用車がありました。既に、無人でした。電柱と電柱の間に停めたので、一度バックしなければ、スムーズに出られない。後ろに、ピッタリくっつければ、私の車が出づらくなるのがわからない筈がないのですが・・。そうかい、そんなに密着が好きなのかい・・、と私はお気持ちにお応えするため、自分の車の後部が傷つかないように、ゆっくりバックしました。バンパーが完全密着したところで、更にバックの出力を上げます。すると、そいつの車はズズッと後ろにズレていき、お陰様で私の車は、難なく出発できました。トナラーは、迷惑なのです。
◆人間のテリトリー空間

人間には、テリトリー空間があります。スターバックなど、隣りの人間と肘と肘がぶつかりそうな空間が平気な方は、私には信じられません。話しも、プライベート丸聞こえなのに、平気なんですね。ケンタッキーフライドチキンの工場で、屠殺されるニワトリが、クチバシ削られ、ゲージにぎゅうぎゅう詰められた動画を思い出してしまいます。心理学でも、人間は無意識に、距離で社会的な距離を作っているという説があります。パーソナルスペースと定義されています。更に、ボディランゲージでは、心の中でどれくらい好意を持っているかという分析があります。顔は相手に向いて笑顔でも、脚の方向で本心が出るのだそうです。脚と顔が逆方向の場合、本心は好意的では無いという解釈になります。あくまでも、傾向があるという話しですが、無意識に距離や方向を作っているのは興味深いです。
●トナラーより気持ち悪い、電車内での『対面ライダー』
なのにです!電車に乗り、進行方向下手のドアの手すりに寄りかかって、スマホなり、本なりを読んでいるときのことです。進行方向上手、私とは反対側のドアの手すりに寄りかかり、対面する輩がいるのです。普通、下手なら電車の進行方向に合わせて体も安定するのですが、上手は真逆ですからね、意味わかりません。上手の主は、男女問わず。スマホや、本でも読んでいるならわかります。何をするわけでもなく、私の顔に真っ正面向いているのですね。よほどの美女ならボンジュ〜ルとなりますが、そうでない方は、気持ち悪いので、ご遠慮頂きたいです。スマホか外の景色でも見てろよ!ってところですね。仮面ライダーに因んで、『対面ライダー』と私は呼んでおります。これら輩の心理は今のところわかりません!何も考えておらず、ただ手すりに身体を委ねているだけ・・とは、思えませんが。ひと駅過ぎても領空侵犯が変わらない時は、他の車両に移るか、反対側を向いてテリトリーを保ちます。この整体の先生、随分神経質なんだなぁ!なんて思う方もいるでしょう。テリトリーなり、クライアントの体なり、鈍かったら不調を見つけ出すことはできないのです。程度はあると思いますが、大胆と細心の両方が無かったら、組み立てる仕事はできませんわ!まして、治療家は相手の邪気をもらう場合もあるのですから。気とか、空間には敏感なのです。まぁ、全く何も感じない、治療家もどきさんには無縁の話しですが。