ペットロス・カメ死す!享年18歳
あなたは、何か動物を飼ってますか?
私は、カメを飼育しておりました。
先日、天命を全うして、18歳で死亡しました。クサガメのメス(写真大きい方のカメ)で、通常寿命は30年と言われています。 まだ、10年は生きると思っていたのですが、例年の産卵(無精卵です)が終わっても食欲が無く、じっとしたままでした。7年前に死んだフロリダ・レッドベリーというカメ(写真小さい方)と状態が似ていたので、長くはないなと思っていましたが、案の定でした。因みに、二匹とも写真が紛失してしまったので、違うカメですが同種の写真を掲載しています。
自分が小さい頃、子亀をうまく飼育できなくて、寒い時期になると、死なせてしまいました。無理もないのです。昔は、本体を売っておいて、エサすら売ってなかったのですから。すぐに大きくなるのに、小さな水槽しか売らず、いつまでも小さく、かわいいカメであるかのように販売していたのです。すぐ大きくなるのに、飼育法の説明もロクにしませんでした。販売側の怠慢です。というか、死ねば、また次の年子亀が売れるから、わざと死なせていたとしか思えません。今のカメ達を飼うとき、本当は犬を飼いたかったのですが、環境が許されず、代わりにカメにしたわけです。とはいえ、昔の無念の思いもあり、最後まで、大事に大きく育てていこうと誓いました。もしもしかめよ♪の歌がありますが、ひどい作詞家ですね。だって、犬と同じように嗅覚が敏感で、性格は様々だし、神経質なのですから。フロリダ・レッドベリーなどは呼べば犬のように手のひらに乗ってきたり、お腹に乗せて一緒に昼寝したこともあるます。表情筋なとほとんどない生き物ですが、それでもお互いに鼻先でこすり合うと、笑っているのが、飼い主にはわかるのです。
18年間、疲れているときは、水替えが辛く、何度も投げ出そうかと思いました。50センチx80センチの大型水槽でした。しかし、初心を思い出して、何事も工夫だと思い、当初2時間かかった水替えが、1時間に短縮することができました。水槽に、ろ過装置を付けていたので、一週間に2回程度の水替えですみました。よくやったと思います。このペースを、18年間キチンと続けたのですから!
たかが、カメ、されどカメです。18年間、店に入ると、紫外線で明るく照らされた水槽の中から、私の姿を見るとエサをねだっていたのが、いないのですから。
ネコや犬を飼っている方も多いですね。
当院には、ネコと犬が寝ています。その姿を見て、近年ネコを亡くした方が、同じものを買う!と言われていました。
人形?
でも、お腹が膨らんだり、呼吸してるんですよ!
本物?
いや、契約で院内はネコ・犬は飼えません!
じゃあ、何?
さぁ、直接院内に来て、ご確認ください!頭を撫でてあけたら、ムクっと起きるかもしれませんよ!?