夏の思い出
12月25日って何の日でしよう?
そう、ケーキ食べる日ではなく、キリストの誕生日ですね。
では、4月5日は?
そう、仏様の誕生日ですね。
では、8月15日は?
そう、海の日ではなく、終戦記念日ですね。
今年の8月15日火曜日、何と私は小雨の中、靖国神社におりました。地元ではなさそうな警察官や機動隊員も加わり、殺気だって道行く人を睨みつける様は楽しかったです。中には、高校生のような童顔の警察官もおりましたが、人を疑ぐる因果な目つきは完成しておりました。
彼は、0.9人前といったところでしょうか。参拝ついでに、左翼と右翼の激突シーンを見たかったのですが、あいにく私が帰った後、舌戦が繰り広げられたようです。小雨が降る中、気温も湿度も高く、本殿に続く長い参道を歩いているだけで、シャツは汗びっしょりでした。本来、こんな陽気で、こんな人混みの中に私は身を置きません。しかし、西教授の動画を見た私は、一度くらい記念日に参拝しようと思ったのです。
なぜか?
戦後生まれの日本人は、小学校の時から自虐史観を強制されてきたからです。日本人は、馬鹿・野蛮・侵略者!白人・特にアメリカ人は優秀・正義の国!と。しかし、情報化時代に伴い、隠されていたことが、明るみに出始めました。特に、太平洋戦争の裏幕は、10年くらい前からネットジャーナリストが口角泡を飛ばす勢いで、喧伝しておりました。俗に言う、陰謀論者です。身を守るためか、出自を明らかにしないので、世間からは単なる扇動者とみなされていました。中には本当に怪しげな人もいるのは事実です。しかし、私は仕事柄、ジャーナリストさんも含め、あらゆるジャンルの方とお会いしているので、ネットでの話しは、7~8割は正しいと裏が取れました。
戦争の裏幕暴きは、なぜ10年前から活発なのか?
大きい理由に、ワシントンの公文書館で、60年の時を経て、太平洋戦争の闇の部分が解禁されたからです。今まで状況証拠しかなかったものが、正式に公文書として発表されたのです。
太平洋戦争関連の段ボールを、世界で初めて開いたのは、先に名前の出た西鋭夫(にし としお)教授です。西教授は、若くして渡米し、現在は、スタンフォード大学・フーバー研究所の教授です。通常、機密文書の期限は30年だそうですが、太平洋戦争の文書はトップシークレットの上のウルトラだそうで、2倍の60年間未開封でした。因みに、ケネディ大統領暗殺(黒幕がわかる)の文書は、100年封印だそうです。私が生きている間は無理そうですね。まぁ、黒幕は聞かされていますが・・。
さて、開封した西教授に、驚きと怒りと悲しみの感情が襲いました。それは
*日本軍の暗号は、真珠湾攻撃の一年前から解読されていたこと。つまり、わざと真珠湾を攻撃させたこと。
*戦争をしない公約で大統領になったルーズベルトは、三国同盟を逆手に取り、日本を挑発して攻めさせる作戦を緻密に作った。ドイツへの参戦と、厭戦ムードのアメリカ国民の尻を叩くために。
*人種差別者のルーズベルトもトルーマンも、日本人が大嫌いで、国内では戦争を想定し、日本人は猿やネズミと同じレベルだと宣伝していた。敵であっても、ドイツはカラードではないし、優れたものがたくさんあるので、一目置いていた。だから、人体実験と戦後の基地配備と他国威圧のため、マンハッタン計画(原爆の実施)を喜々として進めた。
*世界中で、宣戦を布告してから戦争を始めた国は皆無だが、日本だけだと汚名を着せる。
*解読された日本軍の暗号文を前日に読んでいたハル国務長官が、真珠湾攻撃当日、栗栖大使などを部屋に招き、こんなひどいやり方は見たことが無い!と歌舞伎役者顔負けの演技をしたこと。大使らが退席したあと、舌を出し、手を叩き、仲間内で大笑いをした光景が目に浮かびます。
皆さんは、アメリカ人が原爆投下を後悔していると思ってますか?全く、思ってません!
「先に戦争仕掛けたのはお前らじゃないか!やられて当然!」
と思ってますし、そういう教育を受けています。
戦争を、早く終わらせ、犠牲者を増やさないため!という教えです。
最近、公文書の他にフーバーの著書「奪われた自由」が50年ぶりに解禁になりました。スタンフォード大学に研究所を創設したフーバーは、ルーズベルトの前の大統領で、マッカーサーとも懇意でした。著書は、遺族が警戒して、ずっと、世間に出さなかったのです。
例えば一文には
◎日本は、自衛戦争をしただけ。一番悪いのは、ルーズベルトであり、彼が、日本も、戦争を嫌っていたアメリカ国民をも引きずり込んだ張本人だ!と断言。しかも、そばにいたマッカーサーは、「同意見です」と答えた、とまで書かれています。近いうちに、日本語訳が出版されるようですが、果たして、妨害されずにできるでしょうか?
マッカーサーは、朝鮮戦争を経て老兵は死なずの台詞を残して引退します。しかも、国会で、日本は悪くないとまで、言っています。ところが、合理的なのか、戦後日本の弱体化に彼は全力を尽くしました。要所に左翼系の人材を配置し、自虐的教育に全力を尽くします。絶大な効果を発揮し、現在周りを見回した通りです。会社でいい大人が、おはようございますも言えない状況です。時代ではなく、腐っているだけです。よく自分の子供に躾教育が出来るものです。子供社会が荒れるのは、当たり前です。右翼や左翼の問題ではなく、真実の問題です!
日本に帰化した、ドナルド・キーン氏が、日本人の欠点は、極端(卑屈か傲慢)になることだと言いましたが、至言です。
アメリカでも、識者は、日本を擁護するのではなく、正しい歴史認識を持とう!と、黒幕のルーズベルトに言及し、広めています。
日本でも然りですが、頭と心が腐ってしまった無関心派が多数です。
最近のカラオケは、やたら横文字が多く、ロクに英単語も知らない人が喜々として、横文字を歌って悦に入っています。私が肌で感じたのは、グローバルとして親しんでいるのではなく、200年前、船底に押し込められ、無理やりアメリカに連れて来られた人が「オラも、ご主人様の言葉を覚えますだぁ」と言ってるのと、同じ心境に思えます。思考力が無い人には、それすら分からず、ヘラヘラ笑っているでしょうが。
いつまでも、傲慢になってる国の方も、卑屈になっている国の方も、この情報化時代に何やってるの?と思いながら、8月15日、私の足は靖国神社に向かったのです。