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2016-06-14

人身事故

人身事故の様子

人身事故の様子

6月14日、定休日の午前9:30頃、乗っていた電車がJR飯田橋駅で停車してしまいました。

人身事故を告げるアナウンスがあり、やむなく改札を出ました。

消防署と警察が大挙駆けつけ、共同で作業していました。混雑している改札付近を、
青いビニールシートで目隠しされながら、怪我人を載せた担架が通っていきます。担架ひとつの筈なのに、異様にシートの囲いが長いのです。

即刻救急車に乗せられましたが、少しだけ酸素吸入している顔が見えました。30代くらいの男性のようです。

通勤ラッシュを過ぎた穏やかな時間に、事故とは思い難いです。飛び込みなのでしょう。

死神に取り憑かれると、痛い、怖いなんて感情も麻痺してしまうのでしょうか?

思い起こせば、自分も何度か死のうと思ったことがありました。清濁混合のこの世で、パラダイスは実現不可能だと気づかされたからです。

逆に、成長と戦いの連続がこの世の本質だとわかり、過程にこそパラダイスがあるのだと解釈してから、死神からは縁が切れました。

嫌でも、いつかは死ぬのです。あわてることはありません。事を成し遂げ、課題・宿題を終わらすことができるか?志半ばで、心臓が止まってしまうか?勝つか、負けるかどちらに目が出るか?面白い!やってやろうじゃないか!俺は、人生ゲームをリタイアしないぞ!

こんなふうに思っていると、死神とは仲良くならないし、死後マシなところに行けるかも?なんて思いを反芻しながら駅を離れました。

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