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2018-03-28

はんなり

はんなりとは何でしょうか?

はんなりとは、京都の言葉で、華のようなとか、華麗なという意味だそうです。

気軽に旅行に行けないので、せめて、秋の紅葉、春の桜をDVDで観れたらいいなと、ネットで探しました。雪に覆われた金閣寺も収録されているものが希望だったのですが、ありました!便利ですね、ネットは!

購入手続きを取っていたら、定番の、こんなDVDもありますのコーナーに、「はんなり」という作品がありました。

控えめなのに、どこか神秘的なジャケットに、つい、同時購入してしまいました。ハズレなら、Book OFFに売ればいいやと、到着まで気楽に待ちました。

さて、無事商品が到着し、歳時記DVDを観終わって、悦に入ったところで「はんなり」のパッケージも開きました。

このドキュメント作品、サクラプロダクションUSAという、取って付けたような名前の制作会社でした。監修は、アメリカで活躍している、女優・曽原 三友紀氏。何でも、世界で初めて京都五花街の内部撮影に成功したものだとか?!

内容の前に、ちょっとウンチクです。室町時代、火災で焼け落ちた北野天満宮が建て直され、残った建材で水茶屋が建てられました。水茶屋では、女たちが参拝客に茶を振舞っていました。やがて、酒席となり、女たちは、唄や踊りでもてなすようになりました。これが、芸妓の始まりです。ゲイシャとは、宴を盛り上げるエンターティナーなのです。 写真のお婆ちゃんをご覧ください。

お婆ちゃんなんて言ったら失礼になります。

元芸妓の小未さん、(何と読むのかわかりません)この撮影時、84歳。白黒の写真を見てください。 10代の時の貴重なお姿。メチャクチャ可愛いですね!え〜っ、ラクダも老いれば・・、おっと、失礼!この方のお話しでは、時代が変わっても、芸妓の厳しい稽古は変わりがないようです。とはいえ、もうひとつの写真、 これは、真箏(まこと)という名の芸妓さん。彼女は、HPも立ち上げ、ジャス歌手という、もうひとつの顔を持ちます。こういう点は、やはり時代を感じますね。芸妓さんを支える、着物職人のクローズアップなど、中々骨のある、素晴らしいドキュメント作品でした。

因みに、青い目の芸妓さんが都内の置屋にいます。アメリカ人で、小さいとき、写真集で見た舞妓さんに心奪われ、念願叶って芸妓になりました。現在、日本人ですら厳しい正座に加え、日本語・お茶・お花・舞踊の稽古に耐え、見事舞妓から芸妓になったのです。英語ができるゲイシャとして、海外からのお客にも人気があるそうです。大したものです。これを読まれている貴女なら、正座もお茶、お花も難なくこなすでしようが、磨き不足のおなごに、今やれ!と言ったら、地獄ではないでしょうか?今、世界で一番人気のある旅行先は日本です。中でも、京都と浅草の浅草寺がダントツです。単なる異文化ということだけではなく、歴史と精神性を含む日本文化は憧れのようです。キモノの着付サービスで、インスタントゲイシャになれるのが、外人さんには大好評とか。海外では、弱肉強食の精神が基本で、獣文化ですから、中々、二千年を超える人の文化は理解できないようです。ゲイシャ=コールガールと思い込み、歩いている芸妓さんに、HOW MUC H!と腕を掴んで揉めた例もあります。

よく日本のもてなしは最高だと、海外旅行客は言いますが、では、日本人が海外に行ったとき、お返しにもてなしてくれるのでしようか?果たして、はんなりを感じることができるでしょうか??

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